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創世のエル 2年越しの完全版リリース、その軌跡

2015年の体験版公開から2年もの時間を掛け、
ついについに2017年4月完全版リリースと至った
株式会社鷲見によって開発されたiOSRPGゲーム、創世のエルについて語る。

この記事では、紆余曲折あった完全版リリースまでの軌跡をいちユーザの視点からまとめたい。

トーリーやシステムについてのレビュー記事は、またいつか。

 

iOSアプリ

 

 


公式Websiteはこちら。

washimi.jp

 

 

 

### 完全版リリースまで(リジェクト編)
冒頭にも述べた通り、体験版として一番最初に世に出たのは2015年2月のことだ。

 

当初計画では同年の春、つまり2015年4月頃を目安に完全版リリースする予定だった。

 

だが計画は崩れる。
AppleStore審査ガイドライン"不適切なコンテンツ"の対象となりリジェクトされたためだ。

僕らユーザが分かる範囲で3回。ちなみに体験版配信時も1回リジェクトを食らっている。

 

体験版プレイしただけでも、まあ確かにリジェクトされてもおかしくないだろうなという漫然とした納得感はあった。

創世のエルという作品は、FC、SFCの頃のような王道JRPGが基盤となったストーリーなのだが、

トーリーを肉付けするガジェットとして、原子力発電所が登場する(AppAtoreのキャプチャにもある)。また、ゲーム中に登場する架空の国が、僕ら現実世界の国を色濃く反映している。具体的には日本とアメリカと中国。

「ん、おれRPGの話のつもりで聞いてたんだけど、なんの話してるの」っていうツッコミがあるかと思うが、ゲームはブログよりも奇なのだ。

 

話を戻すと、中断されたストーリーの続きで、原発批判及び政治批判の色が濃くなったため、リジェクトされたのではないかと想像していた。

だが完全版をクリアしたいまだからわかるが、(おそらく)上記の想像とは違う理由でリジェクトされていたとわかる。
見た瞬間、僕は「あうっく」とか「うっく」とか唸った。部屋の中でプレイしていてほんとよかった。

 

### 完全版リリースまで(開発チームの不和?)

ここからは筆者の想像色が濃くなる。


創世のエル、あるいは開発元の株式会社鷲見は、ユーザに対する広報手段を3つ持っていた。
1つは公式Twitter

twitter.com

 

完全版リリース以降はリリースノートだったりバグフィードバックをもらうアカウントになっているが、
以前はシナリオ・企画を担当する市川雅也さんによる苦しいツイート、つまり「Appleに申請しました」「リジェクトされました」「再度リジェクトされました」といった内容だ。
僕は普段クソリプを飛ばしがちだが、一切飛ばす気になれなかった。純粋にストーリーの続きを楽しみにしていたからだ。体験版配信時でも積極的にかつ好意的に拡散に貢献していたと思う。


もう1つは公式HP(リンクは記事冒頭を参照)。キャラクター紹介などが掲載されているいる。が、リジェクトが続く状況でWebサイト更新なぞに割けるリソースがなかったであろう、更新はほぼされなかった。僕もほとんど見ていない。


そして最後に、株式会社鷲見のFBアカウント。

 

一番問題があるとすれば、これだ。

当初はTwitterと同じくリリース状況を知らせるポストが続いていたが、

2016年9月末頃から不穏なポストが続く。

www.facebook.com

ありえんわ、市川てか浜

 

www.facebook.com

信じられるか、これでも創世のエルを作ってたやつが最初は「結果を残さないやつはプロじゃない、金をもらってこそプロだ」って言ってた。2年どころか3年、7年経って音信不通、これが市川雅也だー

それはシナリオ・企画の市川雅也をdisる内容。語り口から運営していた人間は市川さんじゃないだろうことは明白だが、会社の価値、ゲームの価値を貶めるポストに憤ると共に、完全版はこのまま世の中から消えてしまうのでは……といった不安を掻き立てられた。
この話には2つ続きがある。
1つは、完全版リリース後。

www.facebook.com

 

まさか本当に出るとは、、、

 

このポストだけが投稿されている。
会社公式アカウントで市川さんをdisっていた人間が、どういう心境でこの内容を投稿したのだろうか。
もう1つは、このポストを読んだ僕の決意だ。完全版リリースはされないんじゃないかと思った僕は、
僕が完全版に変わるゲームを作る!
……と決意した。これこそ笑い話になりそうだが、ゲームアプリを世に出すという目標と、それに向かい勉強と開発は今でも続けている。まだできてないですすんません。
まだまだ話をできる段階じゃないので、この話はここまで。

 

さてこんな経緯を経て世に出た、肝心のストーリーだがそちらだけ読みたい人もいると思うので、別の記事でご紹介する予定。どうぞお待ちください。